出張、夜外出もこれひとつ! マネしたい“荷物少ない派”パッキング術

連載「Good Packing Guy」
お気に入りのバッグを選んだはいいけど、“中身”はどうか。出張や旅行、通勤やおでかけまで、常につきまとうのがパッキングという作業。賢く効率的に荷物を詰めるテクニックを学べば、毎日がきっと楽しくなる。目指せ、Good Packing Guy!

ビジネスパーソンのファッションとなると、スーツにブリーフケースが一般的なイメージ。とかく画一的になりがちだが、まずは取り入れやすいバッグやパッキングアイテムからチェンジしてみるのはいかがだろう。センスのいい人は、小物のチョイスで個性を出し、毎日のコーディネイトを楽しんでいたりするのだから。

今回は、ビジネスファッションにもマッチさせやすい、モードなアイテムを使ったパッキングを見せてもらった。

お話を伺ったのは、不動産情報サービス事業を中心に“暮らし”全般に関わるさまざまな情報を提供している株式会社ライフルのチーフクリエイティブオフィサーである川嵜鋼平さん。

自社のブランディング、デザイン、プロモーション、PR、R&Dなどが管掌領域。現在はCMなど広告の撮影やクリエイティブカンファレンス参加などのため、年に4、5回ほど出張へ行くそうだが、前職では外資広告代理店に勤めており、海外出張は日常茶判事。最近でも大阪、北海道などの国内出張をはじめ、タイやトルコと地域・国内外を問わず出張しているそう。

あくまで入れ物! バッグはシンプルなトートバッグに限る

川嵜さんが毎日使っているバッグがこちら、ドリス ヴァン ノッテン アオヤマで購入したトートバッグ。サイズは高さ18.5×幅17×奥行き6cmと、マチはスリムだがしきりもなく、ものがガサッと入るシンプルな作り。カバンはあくまでも“何でも入る箱”と考えているとのことで、中身は収納用のアイテムを使い整理整頓するとか。

また、パッキングで川嵜さんが一番重要と考えるのは「必要なもの以外は持ち歩かない」ことだそう。中に入れる荷物は少なめで、出張時などは必要に応じて現地調達で済ませることも。

2-WAYならTPOに合わせてコーディネイト可能

このトートバッグ、荷物が少ない場合はこうして折りたたみ、クラッチバッグのように持ち歩けるのもポイントが高い。

会食などで普段よりドレスアップが必要な場合のほか、出張先で夜に出歩く際もわざわざ別のバッグを持つ必要がない。コーディネイトに合わせてバッグを折りたたむだけで気分がチェンジできそうだ。

[nextpage title=”ポーチ使いもアレンジがポイント”]

入れる中身も形も自由なポーチに小物を整理

バッグの中を整理するアイテムで、一番活躍しているというのが、このユニセックスなデザインのポーチ。大きく口の開くタイプのポーチなので、目薬といった小さなものからガジェットなどの大きさのある小物まで、アイテムを選ばずなんでも入れているとか。

また、レザーやワイヤーの入ったポーチは形が決まってしまうため、入れる物を制限してしまうほか、サイズもコンパクトにならないため実は不便なこともあるという。布タイプのものなら形が自由になるのでどんなときにも活躍してくれる。

小物は全部ポーチへin。バッグの中身もシンプルに

用途別にポーチを使い分けるのもいいが、川嵜さんはバッグに入れる小物はまとめているそう。ハンカチやリップといった身だしなみ用のアイテムのほか、車のキー、ポケットWI-FI、出張時にはポータブルスピーカーまで! 取り出す回数がそれほど多くないなら、わざわざポーチを増やす必要もないのだ。

ビジネスアイテムはなんとコレだけ!

仕事道具はイギリス発のアニヤ ハインドマーチのブリーフケースにひとまとめに入れ、バッグの中身を整理整頓。バッグを中心にファッション小物を展開しているブランドで、遊びごころのあるプリントが有名だ。こちらもシンプルなケースの片隅に目玉の刺繍が施されている。

中には収納用のペンや名刺、必要な書類、そしてMacBookが。仕事に関わるアイテムだけが入っているので、出張時はもちろん、オフィス外での打ち合わせにはこのケースだけ持ち出しても十分なほど。また、こうして入れるアイテムを仕事道具だけで統一させていれば、忘れ物防止にも役立ってくれる。

 

ミニマルにまとめるのが、モード派の極意!

せっかくデザインで選んだバッグなら、持ったときの見た目の美しさにもこだわりたい。スカスカすぎるのもカッコ悪いし、パンパンにするのもイケてない。それなら、川嵜さんのように2-WAYになるバッグを選ぶのもひとつの方法なのだろう。

また、バッグの美しさを引き出すため荷物を極力抑えることも手だとわかった。これなら最低限のポーチだけでも、スマートなパッキングが可能。ファッションにこだわりたいなら、ミニマリストを目指すのがビジネスマンの極意なのかもしれない。

 
 
 
金光照子=取材・文

Source: 37.5歳からのファッション&ライフスタイルマガジン|OCEANS
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